サウジアラビアのおすすめ観光スポット~リヤド市街地編~

サウジアラビアの首都リヤドは近代的な街並みからアラブの伝統ある歴史地域まで、魅力的な観光スポットが多数あります。
ここではリヤドで訪れておきたいおすすめの観光スポットのうち、気軽に訪問のできるリヤド市街地のおすすめ観光スポットを紹介します。

写真は一部引用を除いて私が現地在住時に撮影したものです。

営業時間等は投稿時に改めてリサーチして掲載したものですが、変更される場合もありますので最新の情報をご確認ください。

リヤド郊外のおすすめ観光スポットはこちら。

キングダムセンター (Kingdom Centre)

リヤドのキングダムセンター

2003年10月12日にオープンした高さ300mでリヤドで一番高いビル、単純にキングダムタワーとも呼ばれます。

その形から現地の日本人の間では「栓抜きビル」とも呼ばれています。リヤドのランドマークとなっており、常に人でにぎわっています。

夜は様々な色にライトアップされ、リヤドの夜の街並みをより華やかなものにしてくれます。

リヤドのキングダムセンターの夜

1階~3階はショッピングモールの「キングダムモール」が入っており、ハイブランドのお店が立ち並んでいますが、フードコートも入っているので、どんな人にも楽しめるモールになっています。

ちなみにタワーの中層階にはフォーシーズンズホテルが入っています。

キングダムモール

「道に迷ったらキングダムを目指せ!」

リヤドの中心地にあり、市内のどこからでも見えるので、街中で道に迷ったらとりあえずキングダムセンターを目指すのが現地駐在員の常套句となっております。

アクセス

リヤド中心地(リヤド観光する場合、ここを起点に考えると良いと思います)

スカイブリッジ(Sky Bridge)

リヤドのスカイブリッジ

キングダムセンターの最上階の99階が展望台となっているスカイブリッジです。

地上300mからリヤドの街並みを一望することができます。

リヤドのスカイブリッジからの夜景

中の雰囲気はこんな感じで、夜は館内が暗くなり、昼とは違った雰囲気で楽しめます。

館内はあまり広くありませんので、入場に待つこともあるので注意。

リヤドのスカイブリッジ館内

日没に訪問するのがおすすめ

昼は砂漠の中にできたリヤドの独特な風景、夜はライトアップした風景が望めます。

夕方に訪問すると日の入りとともに変わりゆくリヤドの街並みを一望できるので、時間に余裕のある方は是非狙って行ってみてください。

営業時間・入場料金・アクセス(2022年11月現在)

営業時間
土曜~木曜:12:00~22:30
金曜:16:00~22:30

入場料
大人:69リヤル
子供(10歳未満):23リヤル
2歳未満:無料

アクセス:キングダムセンター2階

ファイサリアタワー(Al Faisaliah Tower)

リヤドのファイサリアタワー

リヤドのもう一つのランドマーク「ファイサリアタワー」はキングダムセンターから南に3キロ程の距離にあります。

てっぺんが尖がっている三角錐の形がとても特徴的です。

ファイサリアタワーは、2000年5月14日に完成しました。キングダムセンターが完成するまでは、サウジアラビア王国内で最も高い建物でした。高さは地上267m。44階建てです。

このタワーの展望台は屋外に出ることができるので、砂漠の国の空気を感じながらリヤド市内を一望することができます。キングダムセンターもこの高さから見ると、その特徴的な外観をより一層感じられることと思います。

タワーの中はファイサリアホテルやショッピングモールのファイサリアモールが入っています。
同じグループのホテル「ホテル・アルコザマ」とも連絡通路で繋がっていて徒歩圏内です。

営業時間・入場料金・アクセス(2022年11月現在)

営業時間:12:00~16:00
営業時間が短いので注意してください。

入場料:63リヤル

国立博物館(National Museum)

サウジアラビア国立博物館入口

キングダムセンターから南に10キロ程下ったところにあるのが、サウジアラビア国立博物館です。

国立博物館は、イスラム暦1319年(西暦1902年)のサウジアラビアの初代国王アブドゥルアジーズによるリヤド奪還100周年を記念して、イスラム暦1419年(西暦1999年)にオープンしました。

考古学やアラビア半島の歴史、イスラム史、石油採掘の歴史など、サウジアラビアにまつわる各種展示が楽しめます。全部しっかりみると2~3時間はかかると思っていたほうが良いでしょう。

サウジアラビア国立博物館

営業時間・入場料金・アクセス(2022年11月現在)

営業時間
月曜~水曜・土曜:9:00~19:00
金曜:14:00~22:00
日曜:閉館

入場料:10リヤル

ムラッバパレス(Murabba Palace)

サウジアラビア、リヤドのムラッバパレス

ムラッバパレスは初代国王アブドゥルアジーズが1938年以降居住していた宮殿です。初代国王は晩年足腰が弱くなり階段を上るのに支障をきたしはじめ、1948年に宮殿内にエレベーターが建設され、これがサウジアラビア初のエレベーターだったと言われています。

現在は一般公開されていて、初代国王の遺品が展示されている他、イギリスの当時のチャーチル首相から贈られたロールスロイスが展示されています。

ムラッバパレスのロールスロイス

営業時間・入場料金・アクセス(2022年11月現在)

営業時間
月曜~木曜:9:00~12:00 / 17:00~20:00
金曜・土曜:17:00~20:00
日曜:9:00~12:00

入場無料

アクセス:国立博物館に隣接

マスマク城(Masmak Fort)

Masmak Fort 出典:Masmak Fort by Francisco Anzola (flickr)

マスマク城は、初代国王アブドゥルアジーズが1902年にクウェート亡命からアラビア半島統一に向け、最初の勝利を飾った場所で、サウード王家のアラビア半島征服のシンボルであるとともに、初代国王アブドゥルアジーズの英雄伝説に欠かせない舞台として知られています。

現在は一般公開されていて、中は博物館になっており、初代国王アブドゥルアジーズの戦いの歴史を学ぶことが出来ます。

お土産品などが買えるディラスークと隣接しているので、併せて観光するのも良いと思います。

営業時間・入場料金・アクセス(2022年11月現在)

営業時間
8:00~12:00 / 16:00~21:00

入場無料

ディラスーク(Deerah Souq)

リヤドのディラスーク

マスマク上に隣接するディラ・スークはアラブ風の市場で、金製品や民芸品などを販売する店舗のほか、男性の民族衣装トーブや女性の民族衣装アバヤを仕立てられる店が並んでいます。

サウジアラビアならではのラクダの置物や小物入れなどのお土産品が買える店があり、空港で買うよりも安く買うことができます。

営業時間・入場料金・アクセス(2022年11月現在)

営業時間:店舗による

アクセス:マスマク城に隣接

ツアー参加がおすすめ

リヤド市内は現在リヤドメトロという新交通機関が建設中です。
完成は2023年中と言われていますが、これまで何度も開業が延期されてきました。

市内の移動手段としてタクシーがありますが、運賃が交渉制のタクシーが多く、海外でのタクシー移動に慣れていない方にはあまりおすすめしません。

そこでおすすめなのがツアーへの参加です。
公共交通機関が発展途上のサウジでは、ツアーに参加するのが安心かつ確実と言えます。

日本発着のツアーだけでなく、現地発着ツアーもあるので自分に合った観光をしていただくのが一番かと思います。ぜひサウジアラビアの旅を楽しんでください。

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